宇都宮のお客様でネットワークのトラブルが発生し対応いたしました。

パソコンを1台追加するためにハブの増設やLAN配線を変更したところ、壁に設置してある一つの機器だけがどうしてもネットワークに接続できなくなったという内容でした。元の状態に原状復帰を試みるも回復せず、ご相談を頂いての即日対応です。

 

さて、原因を特定して無事に復旧した訳ですが、ネットワークトラブルと言っても今回はちょっと珍しいケースで、床や壁の中を通っているいわゆる『隠ぺい配線』のルートがわからなくなったという症状でした。

通常、お客様が行うLAN配線はハブやルーターなどから直接LANケーブルを接続するいわゆる『二次側配線』になります。壁や床などへの『一次側配線』は工事業者さんの管轄で、よほどの事がなければ私たちが何かすることはないでしょう。一般的にLANの一次側配線は、どこか一ヶ所を起点にしてそこから各部屋にLANケーブルを通す方式がとられます。ルートが分かりやすく、複数の機器を経由しないため安定しているというメリットがある反面、配線数が多く距離も長くなるといったデメリットもあります。

今回のお客様の場合は起点から宅内に入っている一次側の線は1本のみで、それが壁にあるLAN端子に繋がっています。ですが壁には複数のLAN端子が付いており、この複数のLAN端子がそれぞれの別の場所に繋がっているというケースでした。ちょうど一筆書きのイメージと言った方がわかりやすいかもしれませんね。なるほどこれは一度わからなくなってしまうと???になりますよね。

一ヶ所ずつLANケーブルを抜き差しして動作確認を行い、何とか機器へのルートを解析しました。最後に次回と今後のために手書きで簡単なLineレイアウトを作成して作業は完了です。(^^)V

 

ネットワークはもはやインフラの一つ。仕事も仕事以外でもネットワークがなければ不便な時代です。困ったことがあったらいつでもご相談くださいねー!