以前から悩んでいた事なのだが、当社webサイトの表示があまりに遅いのです。

今回はそんなこんなで悪戦苦闘する中、題名通りphpのバージョンによる影響を検証してみました。

最初に申し上げておくと、webサイトを構築する私の技術不足が最大の原因で、決してレンタルサーバー側に問題がある訳ではございませんので誤解のないようお願いします。

さて結果はどうなるのか? まずは上記の動画をご覧ください。ご視聴の際はできるだけ大きな画面で画質は『1080pHD画質』推奨です。約13分の長編になりますが、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

表示速度測定に使用するwebサイト

今回のwebサイト表示速度の測定には下記二つの測定用webサイトを使用しました。

1.Web担当者Forum版 ページ速度分析ツール

下記コードをブックマークやブックマークバーに登録しておいて、調べたいwebサイトを開いた後にこのブックマークを開くと表示速度を調査できます。

javascript:(function(){ var d=document; var s=d.createElement(‘scr’+’ipt’); s.charset=’UTF-8′; s.language=’javascr’+’ipt’; s.type=’text/javascr’+’ipt’; s.src=’//web-tan.forum.impressrd.jp/tools/pagespeedtiming/pagesppedtiming.js?t=’+(new Date()).getTime(); d.getElementsByTagName(‘head’)[0].appendChild(s); })();

下のボタンから実際のページを表示できますので興味のある方はご覧ください。

2.PageSpeed Insights

googleが提供するページスピードインサイトです。

https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

上記URLを開いて調べたいwebサイトのURLを入力、『分析』をクリックすることで調査できます。何が原因になっているかなどの細かい情報がわかるのでとても役に立ちます。

上記以外にも https://gtmetrix.com/ こちらも有名なサイトなので興味のある方はご覧ください。

現在の当社webサイトの表示速度は?

さていよいよ本題ですが、まず最初に現在の(従来の)当社webサイトの表示速度をご覧いただきましょう。

phpのバージョンは『5.6』です。

まずはページ速度分析ツールから

表示速度=8.28秒・・・○| ̄Lガックリ

 

わかりますか? 8.28秒ですよ? Σ(; ・`д・´)

しかも『すごい遅いですね・・・』ですよ?

そして本当に遅いんです。(´;ω;`)

いったいどうなってんだー!!!! (Ψ`Д´)Ψ

肩を落としつつ、次のPageSpeed Insightsを確認・・・

表示に8秒もかかっているのにスコアが『75』(平均)というのがちょっと理解できませんが、それにしても上記の『サーバー応答時間』の4秒というのは何なの?と思ってしまいます。

確かにホームページ制作専門の会社ではないにしても、それなりに学んできたので多少なりの知識は持ち合わせています。それに使用しているWordpressはもはや世界標準ともいえるほど広く使われているツール。それを使用して特に重たい画像や動画を組み込んでいる訳でもなく、プラグインも標準的な使用法なのに『これは何なの?サーバーがダメなの?』と思いたくもなりますよね・・・

自分の力不足を棚に上げてGMOさんごめんなさい。。。

でもね、ここに来るまで本当に色々とやってみたんですよ。

全ての画像のリサイズやフォーマットの変更。最後は有料テーマも導入したり。どれも大きな改善にはならなかったけど。

phpのバージョンを『7.2』(最新)にしてみた!

さて、いよいよphpを最新バージョンに上げてみましょう。

最新バージョン『7.2』にアップデートが完了しました。

ちなみにこの作業はほんの数分で完了します。

php7.2での表示速度調査の結果は?

いよいよこの時が来ましたねー。

ではさっそく結果から!

( ゚д゚) は? ・・・

(つд⊂) ゴシゴシ  …つ・д⊂)チラ・・・

 

3.19秒? (;゚ Д゚) …マジ?!

 

え? え? 何これ? 今まで8秒かかってたものが3秒? 5秒も短縮?

まじでびっくりです。計測の結果というよりもバージョンアップ後にクリックしてその差がすぐにわかりました。

速い! うれしい! (´;ω;`)

正直まったく期待していなかったのでこの差は衝撃でしたよ。

ではPageSpeed Insightsの結果も。

ご覧の通りサーバーの応答時間が3秒も早くなってます!

改善の余地はいっぱいあるにしても、それでもここまで早くなったのはうれしいものです。ヾ(≧▽≦)ノ゙

phpバージョンによるwebサイト表示速度の検証結果

さて結果はご覧のとおり、予想以上の効果が期待できました。

考えてみれば、バージョンをアップするという事はそこに何らかの改善を施すという事です。時にそれはセキュリティーであったり、機能の追加や不具合の修正、最適化、そして高速化もあるでしょう。

もしお使いのテーマやプラグインが対応しているなら、できる限り最新版を使う事が良い結果に繋がる訳ですね。

以上、今回の結論として、webサイトの表示速度はphpのバージョンで改善される!とお伝えして今回の検証を終了したいと思います。

それでは、本日もありがとうございました。

またの機会にお会いしましょう!(^^)V